キュアップラパパ!! 洞田です。
さて、本日の魔法つかいプリキュア!は、第23話「これからもよろしく! おかえり、はーちゃん!」でしたね。
前回がキュアフェリーチェとしてのお披露目回とするならば、今回は「花海ことは」のお披露目回というわけであります。
はーちゃんは、体が大きくなっても自身のイメージが小さい頃を引きずっていて、それで起きるトラブル、というのがネタとして盛り込まれていましたが、ついでに精神年齢も若干追いついてなさそうなので、ちょっぴり心配です。
ちなみに、魔力(?)の面からするとおそらくポテンシャルは異常に高いということが判明いたしました。何もない空間から物質を取り出すことができるのは、「マホウ界そのもの」であるエメラルドの力なのでありましょう。
そういう意味においては、言ってみれば、はーちゃんというかキュアフェリーチェはマホウ界からナシマホウ界に垂迹してきた菩薩でありますので、変身バンクの最後が曼荼羅っぽかったり(多分、アールヌーヴォー様式の花をやろうとしたのでしょう)、必殺技がプリキュア・エメラルド・リンカネーション(リンカネーションとは再生の意味)だったりと宗教がかっているのもうなづけます。
なお、フェリーチェの力の根源であるエメラルドの緑色は「不死・再生」の色でありまして、同じ緑色の宝石であるヒスイが中国やマヤ文明において珍重され、死者の副葬品として使われるということも考えれば、これは象徴的に見れば、キュアフェリーチェとは再生を司る力を持っておると考えられましょう。
なお、そうなってくると、必殺技エメラルド・リンカネーションとは、ヨクバールという業(カルマ)の深い存在に対し、業を断ち切り転生させるという救済技ということになりますが、なるほど、クシーさんを涅槃に導いただけありますね。
しかし、救済といえば、今回、ヤモーさんの精神がヤバい所まで来てしまいました。ドクロクシー様恋しさに偶像を手作りして、それを拝み始めるという行為はかなりキテおりますから、手遅れになる前になんとかしていただきたいものであります。
さて、次回は劇的ビフォーアフターが見れるという事で、楽しみでありますね。
それでは、キュアップラパパ!!