キュアップラパパ!! 洞田です。
さて、今回を含めて残すところ3話となってまいりました、魔法つかいプリキュアですが、本日は第48話 「終わりなき混沌! デウスマストの世界!!」でしたね。
内容としては、デウスマストさんの力によって世界が混沌に飲まれ……という話でしたが、本来の視聴層である女児は理解できたのでありましょうか、と訝しむぐらい難しい話でしたね。
おそらく、混沌に飲まれるちょいと前の状態、ラパーパ様が秩序をかろうじて維持して、マホウ界とナシマホウ界が比較的平穏に融合した状態が、一見、みらリコにとっての理想状態っぽく見えるというのが、難しくみえる部分でありましょう。よって、黒い霧と、結局はこうなるんだよという荒廃した地球を差し挟むことで危機感を演出する訳であります。
ただ、説明を聞く限りにおいてデウスマストさんはまがうことなくクトゥルフ系の神様のようです。宇宙の始まりの原初神と申しあげるべきでありましょうか。見た目もさることながら、十二の眷属はデウスマストさんの分身であり、デウスマストさん自体が声を発せず、眷属が語るというのも何か雰囲気がありますね。
ともあれ、冷凍ミカンがデウスマストのせいで不作ということをもって、我らがみらい女史はデウスマストに挑みかかっていくわけでありますが、そこが誠にまほプリらしい部分ですね。
今回の「魔法つかいプリキュア」は「日常」というのをそれはもう事細かに描くという演出をしておりました。
すなわち、みらリコはーちゃんは、つねに「私たちの平穏」を脅かすものに対して立ち上がっていくのであり、それはおそらく、身近な人たちの平和や平穏こそが大切であり、それはやがて世界平和にもつながっていくというメッセージなのでありましょう。
しかし、何といってもびっくりしたのは精霊が喋るという事でありますね。
ようやく、ダイヤモンドとエメラルドが認めてくださったわけでありますが、この二つって一番長い付き合いだったり深い付き合いのリンクルストーンなので、中々認めなかった部分にこう……師匠と弟子的な厳しさを感じますね。
とはいえ、これで太陽魔法陣が完成。次回はデウスマストとの決戦になりそうです。
楽しみですね。
それでは、キュアップラパパ!!