こんばんは。洞田です。
さて、今日もpixivsketchに出した落書きを置きますね。
〇物の怪を退治したるかたち
煙草の煙を吹きかけている、という構図ですね。
ちなみに、これには元ネタがあり、『和漢百物語 小野川喜三郎』月岡芳年、が元になっています。
煙草の害の知識が広がり、禁煙や分煙が進んだ現在では、煙草は文字通り「煙たがられるもの」となっておりますが、江戸時代は体に悪いという意識はなく、逆に薬のイメージすらありました。客が来たらとりあえず煙草盆をすすめさえしていたのですから、世の常識は変わるものです。
さて、これのアタリは以下のとおり。
机と怪獣の人形を描いていませんが、キャラを先に描いて、小物を合わせるという順序で描いていて、小物を書く前の段階をお出ししているのでこんな感じです。
なお、足元の線はパース線みたいなものです。パースといっても「地面に引いた、体と平行な線」ぐらいの意味ですよ。机を書くので平行を合わせておかないといけなかったためです。
それでは、ごきげんよう。